シュガーボウルを見たよ(^^)

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 今季のカレッジフットボールのチャンピオンを決めるシュガーボウルが放送されていたので見ました(っつっても2Q全部居眠りしてしまいましたが^^;;;)。いやー、FSU強いねー。UNCと対戦したとき、1Qだけで3TD決められてマジで60点差ぐらいで負けるかと思いましたが、このチーム、チームとしての組織力もさることながら個人能力がずば抜けて高い人が多いのでちょっとやそっとのディフェンスではやすやすと走り去られてしまう。ピーター・ウォーリックは反則ですよ、あれは。彼は万引きか何かをして確かシーズン中5ゲームぐらいサスペンションで出てなかったんですけど(詳しいゲーム数は忘れました^^;;;)、それでもハイズマンの最有力候補にあがってた。今回その理由がよーく判りました。ほんとうまいよ彼は。笑っちゃったのは3Qにミラクルタッチダウンを決めた時の解説のおっさんの叫び。「彼の能力は本当にすごいです!彼がクリーブランド・ブラウンズでティム・カウチのパスを受け取るっていうのは素晴らしいことじゃないですか!?」・・・そーかい、ウォーリックはもうドラフト1位当確なんかい(笑)。
 負けちゃったけど、ヴァージニアテックも無敗でシュガーボウルを迎えたナンバー2チームだけあって、グッドケミストリーを感じさせるチームでした。特にオフェンスのラインは素晴らしかったです。何といってもここのスターはまだ19歳のQB、マイケル・ヴィック。彼も1年生ながらハイズマンの候補に選ばれてました。パスの能力もさることながらラッシングの時のフットワークは最高。しかもかわいいんだ、これが(笑)。パスがインコンプリートになっちゃったときに前身で悔しがってて、それをラインのごつい兄ちゃん達が「よしよし」って頭なでて慰めてる姿は非常にWOGの心を揺さぶりました(笑)。彼がラッシングしてる時なんて周りのプレイヤー、必死になってブロックして道作ってあげてるんだよ。あたしゃ、こういう「お姫様を守るごついナイト達」という構図に弱いんだよぅ。だから、チームとしてはヴァージニアテックの方が好きかな。
 ああ、それにしても、UNCのロナルド・カリーだって、ヴァージニア・テックぐらい強力なオフェンスラインがあれば、あれぐらいは出来るはずだ、と考えるとUNCのオフェンスの不甲斐なさにさめざめと泣けてきます。唯一使えていたディオン・ダイアー(RB)も卒業だし。来季からUNCはオフェンシブコーディネイターに元NCStateのHCを起用するという博打(?)に出てきました。これが吉と出るか凶と出るかは来季の最初の2,3試合の結果次第なのですが、その前に果たして来季ロナルドがフットボールチームに参加するんかどうかが問題ですな(^^;;)(←昨年11月ロナルドは「来年からはバスケットボールに専念したい」と発言しているので)
 フットボールと言えばUNCのディフェンシブエンドでフットボールオールアメリカンチームにも選ばれたジュリアス・ペパーズくんは現在バスケットボールのチームでPFの控えとして活躍中です。彼はいいですよ!使えるプレイヤーっす!フットボールチームに所属していて参加が遅れたということを差し引いても彼の働きはUNCの重要ファクターになってます。ペパーズくん、実は高校時代は州の優秀バスケットボールプレイヤーとしての経歴も持っていて、デュークの元ACのクイン・スナイダー(現在ミズーリのHC。ラッシュ弟はどうなったんでしょうか・・・)にもリクルートされたことあるんですって。デュークはバスケでは最高峰ですが、フットボールでははっきり言ってACCのお荷物なのでペパーズくんはUNCを選んだ訳ですな。UNC、今季はそのデュークとACC最下位争いをする(しかも負けてる)という最大級の屈辱を味わいましたが(泣)、本来はかなりフットボールでも伝統ある強豪校ですからね(ACCの中ではNFLに在籍する卒業生の数はFSUに次いで2位)。そういやメリーランドにもQBでオールACCルーキーチームに選ばれてバスケで現在PGの控えとしていい活躍してる子がいたなぁ。今年は2-way sports playerの当たり年かも?

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