本日は天中殺也(泣)

11/17

 先週からずーっと気になっていた奥歯の虫歯に昨日とうとう意を決して歯医者に行くことに決めました。大学の保健センターで歯医者の場所を聞き、一路シャモンド号で歯医者さんへ。意外に近くて大学に隣接するリサーチパークの一角にありました。予想通り出てきた歯医者さんはチャペルヒル卒業のヒトでしたのでHAMACHIさんあたりに伺ったらその人の経歴について詳しく判りそうですね(^^;)。ともあれ、病状を見せて「一番いい治療は何でしょうか?」と尋ねると、「抜くしかないね、これは」とのこと。以下、会話。抜き書き。
焦るWOG「あの〜、他のオプションはないんですか・・・削るとか・・・」
歯科医「いや、これは本当に奥歯だし、虫歯の部分が頬側だからブラシしにくいんだ。抜くのが一番だよ。wisdom toothだし。」
 WOG、この時wisdom toothというのは「大臼歯の一般名称」だと勘違いしていたので(因みに大臼歯はmolarと英語では言います)「えええ、臼歯を抜かれちゃうのか〜辛い〜TT」と思いつつ、抜かれるのも一応覚悟して行ったのでまぁ、そんなにビビりはしてなかったりして。ともあれ、「麻酔は打ってね」と注文してから抜いてもらいました。最近の歯医者さんは麻酔打ってから10分ぐらいして抜きにかかるみたいですね。わしが15年ぐらい前に歯の矯正のために第一小臼歯を上下左右4本抜いてもらったときは麻酔打ってすぐに抜いてましたが。ともかく、歯を抜いてもらったはいいものの、その後、麻酔のお陰でまともに質問できなくてお医者さんとは筆談(爆)。だって、話そうとすると口から涎が出て来るんだもん(笑泣)。お医者さんも言葉が普段から不自由な上に麻酔で口が塞がっているWOGの質問に答えるのに苦労してたみたいですが、WOGの受け答えがコミカルに映ったようで、笑ってました。(その昔、妹から「あんたは最強の天然ボケだ」と言われたことがあるのを思い出してしまった・・・)
 困ったことに、虫歯治療はWOGの入ってる保険(AIU)では負担してくれなくて、全額払わされました。$128也。高いよ・・・(号泣) その後、渡されたガーゼを麻酔が切れるまで20分ごとに取り替え。最初はえらい出血してましたが、その内にだんだん止まってきました。薬飲んで寝る前に生理が来てしまい、「こりゃ今日の授業欠席だなー」と先生に電子メイルを打って、最後にwisdom toothの意味を辞書で調べると「親知らず」。そーか、英語では親知らずのことを「知恵歯」とゆーのか。その昔、矯正治療が全部終わったときにお医者さんからは「たぶんキミは親知らず生えてきても抜くことになるよ」と言われていたので、まぁ、結果的にはよかったのかなぁ・・・となんとなく納得。
 しかしこれからまだ災難は続く。薬を飲んで寝たものの、午後8時頃寮の警報が鳴って強制的に外に出されるはめに(号泣)。どーしてこう、ヒトが歯痛と生理痛を抱えてるときに限って警報鳴らすんだーーーっっ(TT#)!!!!ふてくされて自動車の中で一眠りしてそれから寮に戻り、原因を尋ねると「またいたずらだったらしいよ」とのこと。歯は抜かれるわ、生理痛は痛いわ、授業は出られないわ、そんでいたずらで安眠を邪魔されるわ、シャレにもなってないわい・・・(泣怒)。
 この怒りを何とかするべく、バッファローのKinoyobu使(この人も歯医者さん)のところにお電話。親知らずのことを話したら「いやー、そりゃ抜くしかないでしょう」とのこと。やっぱり抜かなきゃいけなかったのねー。でも、Kiyonobu使には「自分だったらアメリカ人の歯医者の所なんて絶対行かないなぁ」と却って感心されてしまいました(苦笑)。「バッファローに来てくれれば闇で治してあげたのに」と言われましたが、あんさんあんさん、バッファローまで行く飛行機代はどう考えても$128よりはるかに高いんすけど・・・(^_^;) Kiyonobu使には「生理と重なってるんだから貧血にはくれぐれも気を付けるように」とのアドバイスを頂きました。ははは・・・
そうでなくてももとから鉄欠乏性貧血です、アタクシ。Kiyonobu使には長電の犠牲者にしてしまい、申し訳なく。でも、ホントにむかついたんだよ〜、今日って言う日にはさー(泣)。
 因みに抜いた歯を記念にもらってきた(抜いた後「歯、欲しいんだけど」とお医者さんに言ったら笑いながら紙につつんでくれた)ので希望者には見せます(笑)。ホントに片側虫歯で真っ黒。うーん、こりゃー抜かなきゃいけなかったんだろーなー。
 ところで乳歯が抜けたときって、「上の歯だったらトイレに捨てて、下の歯だったら屋根の上に投げる」っての、WOGの出身地だけの儀式(?)なんでしょうか?今ちょっと気になったのでここに書いてみました。皆さんの子供の時はどうでした?

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