WOG's 2005-2006 NCAA Preview!!

 待ちに待ったNCAAシーズンがやってまいりました!昨シーズンは忙しくてなかなかアップできませんでしたが、今年は少しだけパワーダウンして(苦笑)プレビューをお届け致します。(^^;<つってもまー、NCAAファンだったらこんなもんに頼らなくても市販のプレビュー本見てるよな・・・とも思ったりしてます(^^;
 NCAAっつっても膨大な数の大学とカンファレンスがあるため、いくらWOGでもフォローできないところは多々あります。更にWOGは東海岸にバイアスがかかっているので西びいきの方は不満なところもおありでしょうが、そこはご愛嬌で許してやってくだされ。

 尚、毎度のことですが、競馬方式に本命、対抗、オススメ、ダークホース、大穴をつけまして、その他、注目選手などを挙げておきます。

因みに過去のシーズンのプレビューはこちら↓
2003-2004シーズン
2002-2003シーズン
2001-2002シーズン
2000-2001シーズン
1999-2000シーズン

WOGの2005-2006シーズン本命
Duke Blue Devils (ACC)
 主なプレビュー誌の殆どが1位に挙げているデュークにはウッデン賞の最有力候補とも目されている4年生のシューター、JJレディック(193cm,86kg)がいます。シューティングを最大の武器とするデュークにはレディックの他にも同じく4年生のリー・メルキオーニ(198cm,93kg)がインサイドでもアウトサイドでも重要な役割を担っています。そして、インサイドの要にはシェルダン・ウィリアムズ(206cm,113kg)と優秀な4年生が揃っていて、ここ数年間の中でももっとも安定したチームとの評判が高く、6年ぶりのNCAAチャンピオンの座を目指します。
(WOGのひとりごと)
 ・・・っつってもデュークがそのまま勝つのってあんまり面白くないよなぁ・・・。でも他のチームが予想できないんだからしょーがないですよう(泣)。

WOGの2005-2006シーズン対抗チームその1
Michigan State Spartans(Big Ten)
 昨シーズンのファイナルフォーにも出場したミシガンステイトは、今年もヘッドコーチのトム・イゾーの下、ビックテンカンファレンスのチャンピオンの最有力候補とされています。4年生になったインサイドのポウル・デイヴィス(211cm,121kg)の激しいボディコンタクトからの得点が期待されますが、それ以外にも、3年生のシャノン・ブラウン(196cm,93kg)とモーリス・エイガー(196cm,88kg)のバックコート陣は全米の中でも屈指の力を持っています。また、フットボールプレイヤーでもある4年生のマット・トラノン(198cm,104kg)の存在は「パワフルなミシガンステイト」という特徴そのものを表すような、地味ですが非常に重要な役目を担っています。
(WOGのひとりごと)
 ・・・こんなん書いてたらいきなりハワイで連敗してるし(苦笑)。頼むから「富伊蔵」パワーで頑張ってくれよ!ミシガンステイト!
 

WOGの2005-2006シーズン対抗チームその2
Villanova Wildcats(Big East)
 4年前には「全米の大学でも最高のリクルーティング」と評価されたほどの豊かな人材を集めたヴィラノヴァですが、3年前に起きたスキャンダルによる出場停止や毎年のように出る怪我人に泣かされ続けてきました。今年こそは、と期待するファンも多いのですがインサイドの要であるサンプターがまた故障してしまい、どこまで現有勢力で力が伸ばせるかについては疑問符が多いところです。しかし、インサイドのジェイソン・フレイザー(206cm,102kg)、そしてバックコートを担うランディ・フォイ(190cm,93kg)とアラン・レイ(188cm,88kg)の強力な4年生トリオは健在ですし、去年著しい成長を遂げた2年生のカイル・ロウリー(183cm,79kg)も注目すべき人材です。
(WOGのひとりごと)
 サンプターさえ!サンプターさえ怪我してなかったらわたしゃこのチームを優勝チームにしていたのにィィィ(号泣)絶対ノヴァには呪いがかかってるにちがいない・・・。

WOGの2005-2006シーズン対抗チームその3
Texas Longhorns(Big XII)
 テキサスは3年生のPJタッカー(196cm,102kg)4年生のブラッド・バックマン(203cm,106kg)といった上級生のインサイドプレイヤー達が中心となって、2年生のラマーカス・オルドリッジ(208cm,107kg)やダニエル・ギブソン(188cm,86kg)らの下級生たちを引っ張っていくチームとなるでしょう。プレイヤー個々としてはデュークやコネティカットに比べるとどうしても見劣りしがちなテキサスですが、ここはヘッドコーチのリック・バーンズが強力なチームケミストリーを作り上げることに長けていますから、今年も彼の手腕に期待がかかるところです。
(WOGのひとりごと)
 PJが無事プレイできることになったおかげで、かなりの好成績が期待。ラマーカスの成長が鍵を握ってると思うです。

WOGの2005-2006シーズン対抗チームその4
Connecticut Huskies (Big East)
 UConnことコネティカットは、インサイドにアウトサイドに活躍していたチャーリー・ヴィラヌエーヴァが抜けましたが、それでもまだまだ多くの優秀なプレイヤーが残っています。インサイドを受け持つ3年生のジョッシュ・ブーン(208cm,107kg)はガッツあふれるプレイを見せてくれますし、今年のビッグイーストカンファレンスのプリシーズンMVPに挙げられる2年生ルディ・ゲイ(206cm,100kg)は豊かな才能を活かした個人技を得意としています。また、ラシャド・アンダーソン(196cm,97kg)やデナム・ブラウン(198cm,100kg)といった4年生達がチームを引っ張り、ポイントガードの3年生マーカス・ウィリアムズ(190cm,93kg)が指揮する、というバランスのとれた内容を誇っています。
(WOGのひとりごと)
…っつったってマーカス1月からしか出られんし、AJプライスに至っては今シーズン全部出られんし、ガードがかなり自滅気味な気もしないでもないUConnですが。新人くんたちがまたWOG好みのかわいい子が多いので勝手に応援(笑)。

WOGの2005-2006シーズンオススメチームその1
Kentucky Wildcats (SEC)
 SECではここのところ無敵と言っていいほどの成績を毎年収めているケンタッキーですが、今年は司令塔の2年生ラジョーン・ロンド(185cm,78kg)4年生のシューティングガードであるパトリック・スパークス(183cm,82kg)のバックコート陣がゲームを引っ張るでしょう。ここに2年生のジョー・クロフォード(193cm,95kg)の才能とラメール・ブラッドリー(185cm,81kg)のディフェンスの頑張りが加われば、NCAAトーナメントでも良い成績を残すのではないかと思われます。また、ここには220cmの長身を誇る3年生のシャガーリ・アリーン(123kg)など、セブンフッターが3人もいることで、インサイドにおいても脅威になることは間違いないでしょう。
(WOGのひとりごと)
・・・とかゆっといてアリーンちゃんスターターで3分のみ活躍って、ウルトラマンかあんたわ(笑)。個人的には上半身をビルドアップさせてボディコンタクトにも強くなったロンドくんの活躍に期待です。

WOGの2005-2006オススメチームその2
Arizona Wildcats (Pac10)
 ファストブレイクを持ち味とする速いバスケットと華麗な個人技を得意としてゲームを展開するアリゾナは今年も健在です。特に、4年生になったハッサン・アダムス(193cm,96kg)はシュートにリバウンドに、オールラウンドに活躍するでしょう。それに加えてインサイドには4年生のアイザイア・フォックス(206cm,119kg)、アウトサイドの司令塔には3年生のムスタファ・シャクール(190cm,83kg)が絡み、これに2年生のジャワーン・マクリラン(193cm,97kg)やモハメド・タンガラ(206cm,109kg)などが成長を見せればチーム全体としてもレベルアップすることでしょう。
(WOGのひとりごと)
毎年笑かしてくれるチームを作ってくれるここはやっぱり外せないでしょう。優勝はしないとは思うんですが、とにかくバスケがバカでハデて面白いのは太鼓判つきです。

WOGの2005-2006オススメチームその3
Louisville Cardinals (Big East)
名将リック・ピティーノ率いるルイヴィルはカンファレンスをカンファレンスUSAからビッグイーストカンファレンスに移して初めてのシーズンを迎えます。「バスケットボールのカンファレンス」としての評判を上げたいビッグイーストの中でのルイヴィルの存在はこれからのビッグイーストの将来を予測する上でも無視できない存在です。昨年ファイナルフォーに出場した選手のうち、4年生のテイクワン・ディーン(190cm,84kg)2年生のフアン・ディエゴ・パラシオス(203cm,111kg)が残りました。ディーンの高いスリーポイント成功率とパラシオスのインサイドでの活躍に加えて、現在怪我で療養中のデヴィッド・パジェット(211cm,104kg)が戦線に復帰すれば非常にスリリングなチームになることが予想されます。
(WOGのひとりごと)
・・・ってかパジェット怪我してるし(苦笑)。関係ないですが、テイクワン・ディーンくんのことはWOGは「タクアンくん」と呼んでます(笑)。

オススメに載せられなかったけど
このチーム&プレイヤーも気になるゾ!!
 オクラホマのマッチアップゾーンディフェンスは是非見てみたいものです。スタンフォードも頭のいいバスケットボールをするチームとしては要チェック!クリス・ヘルナンデスのロングシュートに注目。バマことアラバマにはリチャード・ヘンドリクスくんが入ってかなりなパワーアップがされたかも。ウェストヴァージニアはピッツノーグルとか背が高いのにスリーポイントバンバン打って反則じゃないですか先生?あとWVはゲンジーですかね。イリノイのディー・ブラウンには最後の年だし頑張って欲しい!シラキュースのマクナマーラもいいシューターだぞ!UCLAはファーマー、シップらの2年生組の活躍に期待。密かに宣伝だがWOGの母校のシャーロットにもカーティス・ウィザーズとかいてA-10に移っても頑張って欲しい!

WOGの2005-2006シーズンのダークホースその1
Memphis Tigers(Conference USA)
 このチームのスタープレイヤーは何と言ってもポイントガードの2年生、デリアス・ワシントン・ジュニア(188cm,88kg)でしょう。彼を基点にしたゲームの下で4年生のワキ・ウィリアムズ(206cm,95kg)がミドルレンジのシュートを得意とし、同じく4年生のロドニー・カーニー(201cm,93kg)がインサイドに切り込んでいくスタイルが展開されることが予想されます。カーニーはジョン・ウッデン賞のプリシーズン候補にも挙げられており、新しくチームが編成されなおされたカンファレンスUSAの中でもずば抜けた成績をおさめることでしょう。
(WOGのひとりごと)
 デリアス・ワシントンがどれだけチームを引っ張って行けるかが鍵かなーとか思います。とにかくバスケの名門校がばたばた抜けてしまったのでカンファレンスUSAの代表として是非頑張って欲しいッス!

WOGの2005-2006シーズンのダークホースその2
Boston College Eagles (ACC)

 昨年からの主力選手が殆ど抜けていないボストンカレッジはACCにカンファレンスを移してもその力が見劣りしないぐらいに良いプレイヤーが集まっています。このチームの要は何と言っても4年生のクレイグ・スミス(201cm,113kg)です。彼のガッツあるインサイドでのプレイはボストンカレッジのプレイヤー達の士気を一層奮い立たせるものがあります。また、3年生のジェロード・ダドリー(201cm,102kg)も長身ながらロングレンジのシュートを得意としており、インサイドアウトサイド両面での活躍が期待されます。
(WOGのひとりごと)
 BCってどこのプレビュー見ても結構評価低いんですけど、結構やってくれると思いますよ。とりあえず今シーズンに限って言えばUNCよりはACCでは絶対上に行きます(笑)。


WOGの2005-2006シーズン大穴
Gonzaga Bulldogs(West Coast)
 かつてゴンザガはウェストコーストカンファレンスの目立たない存在でしたが、6年前からはNCAAトーナメントの常連となり、非常に良い人材が入ってくるようになり、毎年のようにウェストコーストカンファレンスのチャンピオンに輝いています。今シーズンもスタープレイヤーの3年生アダム・モリソン(203cm,93kg)をはじめ、4年生のJPバティスタ(206cm,122kg)3年生のショーン・マロン(206cm,99kg)などの上級生プレイヤー達が戻ってきて、小さな大学ながら大規模な大学とも互角に戦えるだけの戦力があると見られています。ここのところゴンザガはNCAAトーナメントでは初戦敗退や2回戦敗退などがつづいていますので、彼らがSweet16以上に進むことをファンは待ち望んでいます。
(WOGのひとりごと)
…っちゅうか、WOGがZagsをプレビューに入れたのってコレが初めてじゃね-のか?(笑)とりあえずはNCAAトーナメントでどこまで進めるかが見ものです。